「ドクターズ・デモンストレーション2011」の呼びかけについて

 

 私たち全国医師ユニオンは、来年秋に「医療再生に必要な診療報酬改定」を求めて、医師によるデモ行進を行なうことを呼びかけることにしました。主催はできるだけ多くの団体を集め実行委員会形式で行ない1000名規模のデモ行進を目指します。また、日程や要求項目も実行委員会において、決めていくものです。当面、下記の呼びかけ文を医療関係団体に送り、来年のできるだけ早い時期に実行委員会を発足させたいと考えています。

 

「ドクターズ・デモンストレーション2011」実行委員会への参加の呼びかけ文(案)

 

 私たち全国医師ユニオンは医療崩壊と呼ばれる医療の危機に際して来年秋に医師のデモンストレーションを呼びかけることにしました。2012年の医療・介護報酬の同時改定は、日本の医療再生にとって極めて重要です。昨年総選挙での民主党マニュフェストでは、医療再生のために1兆2000億円程度の緊急予算が謳われていましたが、現実は診療報酬0.19%増という微増に終り、医療再生にはほど遠い結果に終わりました。私たちは「医療再生に必要な診療報酬の改定」を求め、これまでにない大きな運動を起こすことが必要であると考えます。

 これまで、日本を代表する多くの医師の方々と話す機会がありましたが、多くの方がこのままではいけないと危機つのらせ大きな運動が求められていると語っています。そして、デモやストの必要性を語る方もおられました。しかし、現状ではデモ行進を呼びかけることができる団体はありません。組織の性格上、私たち全国医師ユニオンにこそ呼びかけを行なう使命があると考えるに至りました。

 日本においては1971年の保険医総辞退の運動以降、医師の大きな抗議行動は起きていません。40年間の医師の沈黙を破り、国民との協力を目指し、医療再生の足が掛かりを作る必要があります。私たちはこれまで声を上げてこなかった医師自らが行動を起こすことを重視して、医師のみによるデモ行進を呼びかけることにしました。

 私たちは、医師が関係する主要団体や医療界のオピニオンリーダーに呼びかけを行ない、来年の早い時期に実行委員会を結成したいと考えています。この実行委員会において、具体的な要求項目を作成し、さらに多くの医師団体や医師に呼びかけを行ない、来年秋に1000名規模の医師のデモ行進を目指すものです。また、全ての国会議員に要望書を送ると共に、厚生労働大臣と財務大臣に要望書を手渡し直接要請を行ないたいと考えています。

 尚、実行委員会として協力団体の名称を公表すべきか、その団体に所属する個人の呼びかけ人の名前のみを公表するかについても、今後実行委員会で議論すべきであると考えます。

 具体的な協力に関しましては、賛助金の協力、実行委員会への事務員の派遣、各団体内への宣伝物の配布、医師への参加の呼びかけ等、各団体において可能なご協力を頂ければ幸いです。

 医療崩壊を食い止め医療再生を実現させるために、貴団体が実行委員会に参加していただけますよう心よりお願い申し上げます。