2/13(木)午前11時より、文科省高等教育局 大学病院支援室へ、医師ユニオンの植山直人代表が、要請文にもとづき懇談をしてきました。
文科省との懇談の主な内容は下記の通りです。
・文科省としては、無給医問題の最終報告を出したが、これで終わりとは考えていない。今後もこの問題には取り組んでいくし、追跡調査も行っていく。
・給与を払わない合理的理由を明かにすべきであるとのことであるが、労働には個別性があり、それそれの労働実態が異なるため、一律の基準を出すことは難しいと考えている。
・労働時間の合算の問題は、労働関係法令に基づいて行われるもので、文科相としては法令に従うだけである。
・無給医問題は文科省が担当なので、労働基準局や労基署が動かないと考えているようであるが、文科相と厚労省は、役割や権限が全く異なる。文科省には労働問題に関する調査権や罰則を与える権限はない。労働基準局や労基署は労働問題の調査や解決が役割であるので、自らの役割と権限で動くべきで、そのことに対して文科省は全く問題ないと考えている。労基署が動けないとの指摘があるが現状でも動けるはずである。
こちら、要請文章になります。